あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
言いたい事沢山あるんで言います。

楽しくもない個人の話なので、お正月暇な方は暇つぶしにどうぞ。
今年はより良くなっていく為に、よりニッチになるかもしれないけれど、より開放的になっていくかもしれない。

より良く、というのは曖昧過ぎる事だけれど、恐らくそれは僕にとって良い事です。
けれど、僕にとってより良い所へ行ければ、もっとより良いものを提供出来るという確信があります。
5年前にハヤシラボという名前をもって始めた活動。平日昼間は事務員の仕事をしながら、空いた時間に活動しながら、昨年は初めて花の仕事一本で過ごした年でした。
この5年間の中で、自分の活動に求めるものや、目指すものはどんどん変わって来たと思います。恐らく始めた頃にいた僕の形はほとんど無くなっていると思います。それを強く感じた昨年。
花は贅沢品、特別なもの、花を手にする人の少ないと感じる中、まずは花を手にして貰う、花の良さを知って貰う。花は生命活動には必要無いが、安いものでは無いが、花がある事がどういう事か、飾り物だけでは無い花や植物の魅力はどんなものか、伝えられたらと思ってきました。

多くの人にとっての花の価値を高める、その為にまずは花を手にして貰える様、花の敷居を下げる。

しかし、そう言い続けて来たけれど、花の敷居を下げる事がはたして良いのか、段々とそう感じる様になってきました。
敷居を下げようとすると、いくらでも下がってしまう、下げられてしまう。敷居を踏み込んで境目さえもわからなくなってしまう。
花の価値が、安い事、珍しい事、長持ちする事、等で止まってしまう、終わってしまう。それが商売になるからと、なんでも言う事を聞く花屋が増えればそれで終わってしまう。花に触れる機会を持つチャンスがあった側も、なんでも良くなってしまう。
ファストフード、ファストファッションと似た感じというか。なんでもよくなってしまう。
なんでもいいなら無くてもいいと思う。

花も僕も居なくていい。
花は、命であるし、それを刈り取って商品としての手に届くまでにまた沢山の人の苦労がある。贅沢品という事では無く、そういう事であるわけで。命であって雑貨では無い。

花を届ける為に関わる人間も、命である。

命削って届けている。
なんでもいいなら辞めよう。

花も人も命も。
僕はどんどん不便な花屋になろうと思います。どんどんワガママで勝手な花屋になろうと思います。合わせるものも縛るものも少ない方がいい。
そこから出てくるものは底がまだ見えない。
その見えているものなら自分じゃ無くていいや。他に良い花屋さんたーーーーくさんあるし。自分より上手い、安い、珍しい花沢山ある、素敵で優しく便利で丁寧な花屋さん沢山あるし。
花の敷居を下げようと色んなものに合わせ、ある意味”根ざした”花屋になる事は今や目指すべきものではありません。そこに在りたい姿は無い。在りたい姿が無い道でやってご飯食ってくなら、他のやり方で食った方がいい。花屋やめた方がいい。
前は根ざした花屋になりたかったんだけど、虚しくなってしまった。商人には向いてないかな。
ニッチで勝手な花屋になっても、そこから出てくるものを楽しんで貰える期待して貰える方が居てくれればいいかなと思います。

もし生きていくのにそれでは足りなくて続けるのが難しくなったら花屋を辞めます。
というか、最早、花屋というものに縛られるのも嫌になってもいます。

花屋というものが生み出すもののイメージが凝り固まっているからです。
花屋としてやり続け、そこでこれまでの花屋では見た事無い様なものを見せられれば花屋の価値観は変わるかもしれない、と思ってきたけれど、花屋は花屋の枠から越えられない。でもフラワーアーティストなんかにはなりたく無いです。アーティスト嫌いなんで。アートだとは思ってないから。
日本では花屋の姿が小さ過ぎる。

決められた予算でアレンジやブーケ作って終わりか。
僕が夢見るフランスやドイツ、オランダ、アメリカ、オーストラリア、ロシア…他の国では、もっともっと自由じゃないか。フラワーアーティストなんて言葉が無くてもいいくらい、なんでも出来んだ。
そういう仕事してる様に見える人も日本には少しだけいるけど、あまりに限定的だ。
日本には花屋orフラワーアーティストっていう極端な価値観ばかりな気がする。
花屋じゃなくてフローリスト。フローリストの本来の意味は花屋ではなく、単なる園芸愛好家。
そう感じているのかいないのか、花活師とか色んな他の肩書つけてやってる花屋さんたちもいるけども。
まぁともあれ、花や植物の存在をどう感じるか感じて貰えるか。
そういうハヤシラボになります。

ひとつ宜しく。

  

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